苦しい腹筋運動をしなくても、お腹は凹ませられる

2018.3.3

livest!編集部

アラフォー世代〝運動事始〟

苦しい腹筋トレーニング無しでお腹を凹ませる簡単エクササイズ

仁科智博

Re:0

最近、健康を意識するようになったばかりの30代、40代の「運動ビギナー」にとって、長年運動不足だった身体で急にトレーニングやエクササイズを始めることは、逆効果の場合も。

完全個室のパーソナルジム「Re:0」(リオ)の代表・仁科智博さん曰く、「細胞は1ヵ月に33%入れ替わります。そう考えると、3ヵ月で人はほぼ生まれ変わるとも言えます」

つまり、健康に気を使いはじめた「運動ビギナー」は、3ヶ月という長めのスパンを想定して、じっくりと健康的なカラダづくりに取り組む気持ちが必要ということでもある。「少しでも早く結果を出したい」「早くお腹を凹ませたい」と焦ってしまっては、エクササイズの効果が出るより先に、カラダの不調を増幅させてしまう危険性もあるということを忘れずに。

もともと武術をたしなみ、ボディーガードもやっていたという経歴で、逞しい肉体を持つ仁科さんだが、意外にも決してハードトレーニングは推奨しないという。

「お腹を凹ますのに苦しくつらい腹筋トレーニングをする必要はありません。たとえ簡単なエクササイズでも、サボらずに続けることで、春になる頃にはスリムなボディを手に入れられる。そう信じて、ぜひ今日からすぐにトライしてください!」

お腹引き締め【腹横筋エクササイズ】

「腹筋に力を入れ、お腹をできるかぎり凹ませた状態で行うことで、より効果的に腹横筋を鍛えることができます。腹横筋を鍛えることで、内臓の重さに負けてたるんだお腹を引き締めることができます」(仁科さん)

 

1)足を腰幅くらいに開き、つま先を平行に揃えて立つ

2)ヒジを横に張り出し、しっかりと肩甲骨を寄せる

※ヒジが肩と同じ高さか少し上くらいを維持する。ヒジが肩より下がらないよう

3)アゴと目線を少し上に意識する

※背骨が曲がらずうまく筋肉にアプローチできる

4)おへそを背中にくっつける意識でお腹を凹ませる

5)お腹を凹また状態のまま、かかとに体重を乗せる

6)息をゆっくり吐きながら、肩の位置を動かさずに右の腰だけを前に出す

※同時に右の肩を後ろに引くのを意識して体が捻じられる感覚を意識する注意

7)息をゆっくり吸いながら、元の姿勢に戻る

※この時もお腹は凹めたままの状態をキープする

8)捻る動作と元に戻す動作をそれぞれ4秒間でリズムよく行う

9)このエクササイズを1分間続ける

※理想は続けて3分間行う。より効果を得られる

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