今年後半戦の安彦考真選手の新たなチャレンジとは?

2019.9.2

安彦考真

チャレンジする人が一歩を踏み出すための背中を押してあげること

2019年も9月に入った。暑かった夏も終わり、サッカーのシーズンも後半戦に突入しようとしている。
J3は真夏の中断期間があった。溜まった疲れを取り除き、後半戦に挑む身体作りを本格的に取り組む好機を得た安彦考真選手。

中断期間を有効活用することで身体のキレが戻った安彦選手だったが、練習再開すぐにケガをしてしまったのは好事魔多し。しかし、練習に参加できなくなったことで、じっくりと意識改革するための時間を持つことができた。

ガムシャラに走り続けた2019年前半戦。そこで得たものをカタチにするため、安彦考真選手は後半戦、さらなるチャレンジを胸に抱いているという。
オールドルーキー安彦考真選手の後半戦に臨む決意を聞いた。

安彦考真
リアルアンサー

Y.S.C.C.横浜
安彦考真

「暑い夏と熱い男の戦いはドロー」

全治4週間。

最後の最後で怪我をしてしまった。昨年から大きな離脱なしできたのに、正直残念。しかし、ここにこそ得るものがあった。

できるだけ早くする、という思考は無理が出てしまい、再発のリスクもある。だから僕はこう考えた。4週間を目一杯使い、2ヶ月掛けたんじゃないかというような変化を作る。

時間は変えられないけど体感速度は変えられる。そうした捉え方は、サッカーでなくても同じだ。

僕の中にサッカー選手という軸足はない。いつだって安彦考真という人間の軸足で生きている。

夏が終わりを迎え、ここから2019年の終わりに向かっていく。ここから駆け上がる坂道は、登り坂だ。

安彦考真が選ぶ戦う軸足は2つ。

「挑戦者」と「応援者」。

簡単に言えば、想像もできないことをトライしているおっさんと、そういったトライをしたいけど中々踏み出せない迷える仔羊を応援する人という意味だ。

 

ことわざに「馬を水辺にまで連れていくことはできるが、その水を飲むかどうかは馬次第」というのがある。でも、僕の考えは逆だ。

「目的を持った人が水辺にいれば、その水を飲む最後の一歩を勇気と交換できる」ーーそんな挑戦者としての言葉を胸に刻んでいる。

大事なのは、水辺にまで連れて行く方法だ。多くの人がここをないがしろにして、ただやれ!動け!行動がすべてだ!と言ってしまう。大して行動してない人こそ、そんなことを大声で言ったりもするwww

スポーツ界に限ったことではないが、多くの人が、「変わりたい」「このままじゃだめだ」「人生先が見えた」「何をしていいかわからない」といった、迷いがある。僕が2019年内にそこを変える。

どうやったら具体的に一歩を踏み出せるのか。

例えば、Jリーガーになりたい。だったら年俸0円は一つの方法だ。しかし、どうやって生活していいかわからないから動けない。だったらそこも解決できるコンセプトを作ればいい。

これはHow-toではない。

職業を手に入れるやり方ではなく、自分を生きるとはどういうことなのかを伝えるということ。大事なのは、職業や生活にとらわれるのではなく、自分という人間がどんな世界観を持ち、何を表現することがベストなのかを見つけること。それは人生のコンセプトとも呼べる。

残り少ない4ヶ月。僕はスポーツ界を変える。

それは挑戦者が具体的に動き出せるコンセプトを見つけ、実際に動き出したあとにその努力をチャンスに変える場を提供する。最高に革命的に生きる。想像もしない"こいつヤバいな"を突き詰め貫いて行く。

やってやろうぜ! ど素人の俺。何者でもない俺。

関連記事