リアルアンサー特別投稿
安彦考真選手によるメッセージ
行動することで良い影響も多いが、予想外の方向に向かってしまうことも少なくない。
それでも多くの人のサポートでサッカーができる自身の立ち位置を踏まえ、安彦考真選手はあえて行動に起こすことを選択する。
1人でできることは限られる。誰かがアクションを起こすことで、連鎖反応的に行動を起こす人が1人ずつでも増えれば、それは大きな力に変わる。
安彦考真選手の行動が前向きな方向に向かうことを願ってやまない。
被災されたみなさま
西日本豪雨や台風、そして先日の北海道地震と今、日本で多くの災害が起こっています。被災された方々の心情を考えると言葉にすることすら難しいですが、僕らアスリートは常のサポーターやファンに支えられてここまできました。少しでも多くの人が早く普段の生活を取り戻せるよう、そして傷ついた心が少しでも癒えることを願います。
僕自身何度も発展途上国を訪れ厳しい現場を見てきました。東日本の時もそうですが、震災、災害がある度に我々は命の尊さを問われます。その度に、日々、一日一日を大切にし、どんなことでも今ある命を燃やして生きていきたいと感じます。
まだまだ復興、復旧まで時間がかかると思います。僕らがアスリートが支えてもらっているように、今度は僕らができるサポートをしていく番だと思います。大きなことはできないかもしれませんが、現状を把握した上でこの想いをしっかり届けたいと思います。
僕らアスリートにできる「支援」を仲間と共に形にできるようにすると同時に、どなたでも何かしらアクションを起こせることがあるはずです。こんな時だからこそ偽善だとか売名だとかなどは一切気にせず、できることをみんなでしていきましょう。
最後に、尊い命を落とされた方々のご冥福をお祈りすると共に、そのご家族、ご友人の傷が少しずつ癒されることを願います。
水戸ホーリーホック安彦考真