「美と健康の象徴」美尻を手に入れてヘルシーでカッコいい人になる

2018.8.4

livest!編集部

「美と健康の象徴」美尻を手に入れてヘルシーでカッコいい人になる

お尻はカッコいい後ろ姿のシルエットを作るだけでなく、女性にとっての女性らしさの象徴でもあり、男性にとっては男性らしい強さと若々しさを印象づける「美」の象徴と言える部位。

またお尻は上半身を支え、下半身の推進力を出すアクティブな活動に必須の筋肉が集まる部位でもある。お尻の筋肉が必要なぶんしっかりと鍛えられていることで、見た目の美しさと両立するように、健康でアクティブな行動の源になるとともに、腰痛やヒザ痛などを発症しづらくなるという予防面でも重要な部位でもある。

そんなお尻だが、ただ闇雲に自己流で鍛えるだけでは、筋肉のつき方がバランス悪くなり、見た目も悪く、健康的な活動に効率よく活かせない場合も少なくない。

「美尻のエキスパート」渡部龍哉トレーナーが、お尻をカッコよく効率よく鍛えるエクササイズを紹介してくれた。

アラフォー世代にとって、放っておくとどんどん衰える体の筋肉。鍛えなければいけない部位は多々あるが、まずは見た目の変化がわかりやすく、しかも腰痛やヒザ痛などの予防にもなるお尻の筋肉を最初に鍛えることで、美と健康を意識する生活のスタートを切るのもいいだろう。

美尻のエキスパート渡部龍哉が教える3つの美尻ストレッチ

まず、このページに記載されている「美尻になるために避けるべきお尻が垂れる10のNG習慣」(http://www.livest.net/beauty/2336.html)を見てほしい。この10つの生活習慣は、仕事や通勤時間、家でくつろぐ際など、日常の中で多く遭遇する場面だ。その際、無意識にとっている行動のクセのせいで、あなたのお尻はどんどん垂れてしまうかもしれない……。

まずは渡部トレーナーが挙げる10のNG習慣を改め、これ以上お尻の垂れ度を上げないこと。そして、垂れたお尻をヒップアップするためのエクササイズを行うこと。この2つを実行することで美尻を手に入れよう。
<スパイダーストレッチ>(http://www.livest.net/beauty/1506.html)、<フロッグストレッチ>(http://www.livest.net/beauty/2293.html )と、これまで渡部トレーナーによる「美尻ストレッチ&エクササイズ」を紹介したが、3回目の今回は総仕上げのエクササイズとして2つのエクササイズを伝授してもらった。
「これまでのストレッチと同様、今回の2つのエクササイズも見た目は派手ではないですが、誰でも簡単にできてヒップアップ効果が高いメニューです。ポイントは、伸ばしたい筋肉や鍛えたい筋肉をしっかり意識しながら行うこと。今から始めて後ろ姿がカッコいい美尻を手に入れてください!」

 

簡単ヒップアップ<クラムシェル>

「1回(http://www.livest.net/beauty/1506.html)、2回(http://www.livest.net/beauty/2293.html)に続いて最後のエクササイズ&ストレッチは、日常生活ではほとんど使われず鍛える機会も少ない『外旋六筋』のエクササイズです。この筋肉を鍛えることで、お尻と太ももの境目がくっきりして、メリハリのあるヒップになります」(渡部さん)

※『外旋六筋』の位置

(渡部トレーナーの手のあたりにある筋肉)

1) 背筋を伸ばしてイスに座る際の状態で横向きに寝る
※頭の下に枕かタオルを丸めて置く
2) 両足のヒザを90度に曲げてそろえる
3) 視線は前に向け、腕はリラックスさせる
4) 息を吸い、お腹を引き上げる

(正面から見た様子)

(横から見た様子)

5) お尻の下側の筋肉を意識して、かかとを離さないように可動する所まで脚を上げる
※上げることを意識しすぎると骨盤の位置が変わってしまい効果が出ないので注意

(正面から見た様子)

(後ろから見た様子)

6) ゆっくりと呼吸をしながら10回脚を上げる
7) 向きを変えて逆の脚も同様に行う

<NG>
スタート時の姿勢が悪い

※上げる事を意識すると骨盤の位置が変わってしまい効果が出ない

簡単ヒップアップ<ワンレッグリフト>

1) 壁が手に届く位置に立ち、両足を揃える
2) 目線を前に向けて背筋を伸ばす
3) 軽くヒザを曲げ、腰を90度に曲げる

4) 壁を使って左手で体を安定させながら、右手で坐骨を引き上げる
※骨盤の後傾を防ぐため

5) 左手は壁についたまま、壁側の足(左足)をゆっくり後ろに下げる


6) 背筋は伸ばしたまま、左足を後ろに伸ばす
7) 上体と左足が一直線をキープしたまま、上体を前へ傾けていきます

8) 引き上げた時に身体のバランスをお尻で支えるイメ―ジで体を支える
※写真はわかりやすいように手を置く台を使用しています


<NG①>
お尻でしっかりと支えられないと骨盤が後傾してしまう


<NG②>
足を上げることを意識し過ぎると骨盤が外側に開いてしまう

(横から見た様子)

(後ろから見た様子)

<NG③>
ヒザが内側に入ってしまうと、お尻でなく前ももに負荷が掛かってしまう

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