人気ヨガトレーナーが教える「理想の体型になれる人」の特徴

2018.7.28

livest!編集部

「理想のボディメイクを実現できる人」「失敗する人」

30代、40代にとって、理想のボディラインの獲得は20代の時とは比べられないほどハードなもの。多くの人がチャレンジしては挫折を繰り返すボディメイク挑戦も、プロフェッショナルから見ればその傾向は明確だ。が数多くの女性のダイエット指導経験を持つ美人ヨガトレーナーが教える「理想のボディメイク」を成功する人と失敗する人の共通の特徴とは?

岡清華

デポルターレクラブ

ヨガをする姿が美しい。のびやかなポージングもさることながら、内側から溢れるナチュラルな美しさが彼女のヨガをより魅力的に見せている。管理栄養士の資格を生かし、身体の内側からも美しくなるためのヨガを提供することで、美を求める多くの女性から支持を集めるのが、ヨガトレーナーの岡清華さんだ。

東京・港区にある高級スポーツクラブ「デポルターレクラブ」でヨガを指導するとともに、栄養アドバイスも行っている岡さん。その知識と経験を活かすべく、内臓環境を整えて健康になることをめざす「腸コン」プロジェクトもスタートさせた。

栄養管理士として、またヨガトレーナーとして、充実した日々を過ごしている彼女だが、「まだまだ」と自分に対する評価は厳しい。

「漠然と過ごしているとあっという間に時間が過ぎてしまうので、自分が成長するためのTO-DOリストとタイムスケジュールを細かく作って、時間を有効活用することを常に意識しています」

 

学生時代からモデルとしても活動するなど、美に関しての意識は常に高かった岡さん。けれど、見た目の美しさを重視するあまり、間違ったやり方でダイエットを繰り返した10代。極端な食事制限でたしかに痩せていたけれど、体調不良ばかりで身体はボロボロだったと振り返る。

「当時は本当に何も知らなくて……。ネットで調べた不確かな情報に振り回されて、無茶なダイエットばかりしていました。筋肉のない〝骨と皮だけのカラダ〟を鏡で見て、『よし、痩せてる!』と自己満足していた(笑)でも、体調不良で訪れた病院の先生から栄養と体の仕組みについて教わった時、『このままじゃダメ』だと気づかされたんです」

自分が栄養に関してあまりにも無知だったと気づき、「しっかりと栄養のことについて学ぼう」と一念発起。猛勉強の末、偏差値を30近く上げて「優れた管理栄養学を学べる」と評判の第一志望の大学に見事合格を果たした。大学では栄養について楽しく学び、管理栄養士の資格も取得した。

自分がかつてたくさんの失敗を経験した。だからこそヨガトレーナーとなった今、岡さんはキレイになることを強く求める女性たちに、栄養についての知識を学び、正しいボディメイクのやり方を知ることの重要性を説く。

「本当の美しさとは、内側から溢れ出るもの」という考え方を岡さん自身が身体全体から発することで、岡さんの指導を受ける女性たちから強い共感を得ている。

 

そんな岡さんから見た「理想のボディメイクを実現できる人」の特徴とは?

「しっかりと自己観察できる人。例えば『生活習慣ノート』を書いてもらった時、3食の食事の内容を細かく記載するのはもちろん、睡眠時間や排便状態まで仔細に記録する人は、ダイエットに成功する可能性が高いと思います」

では逆に失敗する人の特徴は?

「成功体験が少ない人は、やっぱり途中で挫折してしまう可能性が高いです。たとえ小さくてもいいので、日々の目標を立て、実行し、その結果を振り返る。できたら喜び、できなかったら反省する。その小さな成功体験の積み重ねが、理想のボディメイクを実現することにつながると思います。そういう意味でも、自己観察できるかどうかが大きなポイントと言えます」

女性の美しさを日々追求し続ける岡さんに、運動が苦手な人でも短時間で簡単にできる「カラダの内面からキレイに痩せるヨガポーズ」を伝授してもらった。

「『外肛門括約筋』という筋肉を刺激するヨガポーズの中級バージョンです。この筋肉を鍛えることで骨盤の歪みを矯正し、お尻や太もも、お腹の筋肉をより効果的に使えるカラダになることをめざします。また体内の老廃物を排出する際にも重要な働きをするこの筋肉を鍛えることで、より快適な排便を促すことにもつながります。まさに〝内側からキレイに痩せる〟ために一石二鳥のエクササイズです」

中級といっても全然難しくないので、まずはトライしてみよう。小さな実行の積み重ねの先に、理想のボディメイクの実現があると信じて。

<関連記事>

(初級バージョン)

http://www.livest.net/beauty/1704.html(上級バージョン)

http://www.livest.net/beauty/1572.html

カラダの中からキレイに痩せる!< 花輪のポーズ(マラーサナ)>

1)つま先とヒザを外に向けて、カカトを腰幅に開いて立つ
2)胸の前で手を合わせて、胸を開く

3)胸を開いたまま、顔の位置を動かさないようにして上体をおろす。
※「顔を動かさない」=鼻骨を真下におろすイメージ
※お尻は後ろに出っ張っても良い

4)お尻を下げきったところで、胸は開いたままで手の平を押し合う

5)さらに、左右のヒジとヒザを押し合う

6)この状態でゆっくりと5回深呼吸して、元の姿勢に戻る
7)この動作をゆっくりと3回繰り返す

 

<NGポーズ(1)>
手の平同士およびヒジとヒザをしっかりと押し合わないと、ヒザが内側に倒れてしまい、股関節痛の原因にもなるので注意

(正しい姿勢)

(NGの姿勢)

<NGポーズ(2)>
股関節が硬い人はかかとが浮いてしまう
【解決法】→かかとの下にタオル等を敷いて安定させる

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