座り方を変えるだけで10倍美しく見えるって本当?

2018.8.16

livest!編集部

人生を楽しむ「美しさを追求する」

座り方を変えるだけで10倍美しく見えるって本当?

30年、40年生きていると、体や動作のあちこちに知らず知らずのうちに変なクセがついていても仕方ない。しかしそれでも大きなトラブルに至らないのは、人間の身体がクセによる身体のズレや歪みをほかの部位にカバーさせることで成り立たせているためだ。

しかし、そんな無理が歳を重ねるごとにいびつになり、徐々に腰痛やヒザ痛、肩こりといった持病として居座ってしまう。アラサー&アラフォー世代にとって、これら持病を「仕方ない」と受け入れるべきものと思い込んでいる人も少なくないだろう。

そんな悩み多き人は一度、正しい座り方を意識してみてほしい。特にビジネスパーソンは長時間のデスクワークがつきもので、その間、変なクセのある〝悪い姿勢〟のままでいるのと、正しい座り方で机に向かうのとは、数年後大きな違いとなって表れることは間違いない。また同時に、正しい座り方は仕事の効率が良くなるだけでなく、見た目も美しくなるので、「できる人」に見えるという相乗効果もある。

モデルとして活動すると同時に、自身の経験を活かして人気モデルたちのコンディショニングを整える整体師兼トレーナーとしても活躍する寺田健志さんに、無理なく正しい座り方をマスターできる方法を教えてもらった。

1日8時間の労働時間のうちのほとんどをデスクワークで過ごすというアラサー&アラフォー世代のビジネスパーソンは、今から正しい座り方を意識することで、見た目も実際も「できる人」という評価を得つつ、定年後も健康的に過ごせる身体作りを取り入れたい。


現役モデル兼トップトレーナーが教える美しい座り姿勢とは?

「立ち姿や歩き方が美しい人でも、座っている姿がかっこよくないと魅力は半減してしまいます。オフィスなど、多くの人は日常の中で座っている時間が多いはず。だからこそ、美しい座り姿勢ができているかどうかで、じつはその人の“美の評価”が大きく変わると言えます」
モデルとして、多数のファッションショー出演はもちろん、これまでにさまざまなテレビコマーシャルにも出演しているトップモデルの寺田健志さん。
現在は、「NSCA認定パーソナルトレーナー」、「日本ボディトレーナー協会公認整体師」、「日本ボディトレーナー協会公認リフレクソロジスト&ボディメイクトレーナー」、「日本プロカウンセリング協会公認心理カウンセラー」 など多くの資格を持ち、自身のモデル経験を生かして整体師兼トレーナーとしても活躍。
人気モデルとして活躍中の押切もえさんやスタイリストの川村桃子さん、女優の芳根京子さんや伊藤沙莉さんら「美の象徴」たちが頼りにするゴッドハンドであり、ほかにもお忍びで通う第一線で活躍する女優やモデルたちも多数担当する。
「一流のモデルや女優として活躍する人は、どんな時でも美しく見える姿勢を身につけています。また美しい姿勢というのは、疲れにくく、たるみなどを予防できてより美しくなる効果もある。一方で、一般の方はまだまだ美しい座り姿勢を身につけていない人も多くて、非常にもったいないと感じています」
今回、ゴッドハンドの寺田さんに、モデル直伝の「美しい座り姿勢」を身につけるためのヒントを教えてもらった。すぐにでも実践できるものなので、ぜひ今からトライしたい。

▼デスクワーク時の悪い癖

・良い姿勢を意識し過ぎて、肩がこわばったり、腰が反り過ぎるとそれぞれに疲労がたまりやすい

座り姿勢が美しくなるためのモデル直伝の簡単テクニック

① 丸めたバスタオルをお尻の割れ目に当たるように座る
② 背筋を伸ばし、腹圧を高めることを意識する

※ポイント

・タオルを座椅子代わりにすることで、腹圧を高めやすくなる
・自然と腸腰筋が伸び、骨盤が起きることで美しい座り姿勢をキープできる

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