ヒップアップ効果抜群の簡単ストレッチで美尻をゲットする

2018.7.28

livest!編集部

ヒップアップ効果抜群の簡単ストレッチで美尻をゲットする

最近、スマホの長時間使用が増えたと感じる人は、一度後ろ姿をチェックしてみてほしい。お尻が垂れてカッコ悪いボディラインになってしまっていないだろうか?

ヒップアップを得意とする人気トレーナーの渡部龍哉さん曰く「長時間悪い姿勢で座っていることでお尻の形が悪くなることがあります」と警告する。

盲点となりやすい後ろ姿は、危機的状況になるまでその劣化に気づきづらい反面、他人からは良く見える場所でもある。アラフォー世代にとって、ヒップアップは若く見られるための重要な強化ポイントであるぶん、放っておくとより年齢を感じさせるウィークポイントにもなってしまうということを忘れずに。

後ろ姿が気になり始めた人のための、美尻のエキスパートが教えるヒップアップのための簡単エクササイズ。

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「美尻になるために避けるべき「お尻が垂れる10のNG習慣」」

http://www.livest.net/beauty/2293.html

「アンチエイジングの成果の差は後ろ姿に表れる」

http://www.livest.net/beauty/1506.html

「ヒップアップをすることで、見た目も筋肉もアンチエイジングする」

http://www.livest.net/beauty/1534.html

 

渡部龍哉

ヒップアップ・トレーナー

美尻と美脚の秘訣は「股関節の柔軟性」にあった

『マツコ会議』『モヤモヤさまぁ~ず』などの人気テレビ番組でも取り上げられた“ヒップアップのスペシャリスト”として注目を集める、ヒップアップ専門パーソナルトレーニングスタジオ「hip joint」の代表渡部龍哉トレーナーは断言する。

「お尻が垂れる原因は〝姿勢の悪さ〟なんです」

〝美尻のエキスパート〟である渡部トレーナーが指摘するお尻が垂れる原因とは?
「パソコンやスマホの長時間使用の結果、猫背などの悪い姿勢で過ごすことが増えたことが大きい。特にイスなどに座っている時の姿勢が悪いと、骨盤が後ろに傾いてしまうので、お尻が垂れてしまうんです」
スマホやパソコンを操作している時、つい無意識に楽な姿勢を取ってしまっている。しかし、その姿を鏡で見ると、ほとんどの人は背中が丸まり、首が前に出ているはず。この姿勢で長時間座っていると、骨盤が後ろに傾いた状態で固定されてしまう。結果、お尻が垂れ、脚との境目がなくなり、〝カッコ悪い後ろ姿〟になってしまうという。

〝美尻でカッコいい後姿〟の獲得をめざす人に向けて、渡部トレーナーが特別に「美尻になるストレッチ&エクササイズ」メニューを考案してくれた。
前回(http://www.livest.net/beauty/1506.html)の股関節と太もものストレッチに続き、今回は内転筋のストレッチ。
「美尻になるためにとても重要な筋肉ですが、普段の生活の中で『内転筋』を意識している人は少ない。この部位をストレッチして柔軟性を取り戻すことで、股関節が正しく使えるようになります。股関節をうまく使えないと、日常動作を太ももの筋肉に頼ってしまうことで太ももが太くなってしまいます。けれど、股関節を正しく使えるようになるとお尻の筋肉を使うように変わるので、結果、美脚と美尻の獲得につながるんです」

簡単ヒップアップ<フロッグストレッチ>

1) 肩の下に肘、股関節の下に膝がくるように四つ這いになります
2) 膝を外側に開きます
3) お尻をプリっとさせたまま、後ろに下がります

(横から見た様子)

(後ろから見た様子)

4) 骨盤を前後に10回行き来させます

 

NGポーズ①

骨盤が膝の真横にない(女の子座り状態)

(横から見た様子)

(後ろから見た様子)

NGポーズ②

骨盤が後傾している姿勢

(横から見た様子)

(後ろから見た様子)

簡単ヒップアップ<ワイドスクワット>

※上の<フロッグストレッチ①>の姿勢を立ち姿勢で行うイメージ

1) 骨盤幅の2倍くらいに足幅をセットします
2) つま先を45度外側に開き、膝もつま先の方向に向くようにします
3) フロッグストレッチのように、良い姿勢で股関節を曲げて下がります
※フロッグストレッチと同じように両手を前に出して行ってもOKです
4) 動きに慣れてきたら、そけい部(両足の付け根)に手を添えて、挟むように行っていきましょう


(横から見た様子)

(前から見た様子)

(後ろから見た様子)

5) 膝と股関節の動くタイミングが一緒になるのがベストです
6) 内ももとお尻を使っているのを感じていきましょう


(横から見た様子)


(前から見た様子)

(後ろから見た様子)

7) 息を吸って下がり、吐いて上がります。10回行いましょう

※注意点

・重心がしっかりとお尻側に掛かるようにするのが正解
・太ももに負荷が掛かる→重心が前側になり、太ももを太くしてしまうので注意

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