寝る前にオススメ!ツボ押しで夏バテ気分をリフレッシュ

2018.8.17

livest!編集部

寝る前のツボ押しで夏バテ解消!誰でも簡単にできる指圧マッサージ

猛暑日続きの中での外回りと冷房の効いた室内でのデスクワークの繰り返して、この夏はいつもにもまして夏バテ気味になっている人が増えている。

日々、運動不足気味で生活リズムが崩れがちなアラサー&アラフォー世代にとって、今年の夏は例年以上に暑さが堪え、体調を崩しがち。仕事やプライベートのパフォーマンスも低下気味で、「夏よ早く終われ!」と思っている人も少なくないだろう。

体調不調でも休めない30代、40代のビジネスパーソンにオススメなのが、今日の疲れを明日に残さないために、寝る前に自分で簡単にできるツボ押しマッサージ。

なかなかマッサージや整体に行けないという人も、風呂あがりや就寝前のベッドの上で簡単にできるのが良い点。自分の足にあるツボを中心にマッサージすることで、疲れの蓄積を軽減させて、明日もまたがんばろう!

成田射呼武

Yakobu BODY DESIGN studio

「冷え」で溜まった夏の疲れをツボ押しで吹き飛ばす!

「夏バテは『下半身の冷え』が大きな原因の1つ。特に女性は短パンと素足にサンダルという格好が多いので、冷房の効いた室内や電車で露出の多い下半身が冷えてしまい、夏バテを溜め込んでしまいがちです」
と、「Yakobu BODY DESIGN studio」の成田射呼武(なりた・やこぶ)さん。

「朝の番組などで活躍中の国民的フリーアナウンサーの方が定期的に来院してくださっているんですが、先日『声が出づらい』ということで身体を診させていただいたら腎臓が弱っているようでした。『腎虚』という状態なんですが、施術しながらいろいろ聞いていると寝冷えが原因だと判明しました。その日からそのアナウンサーの方は寝冷えに注意して、その後は調子も戻ったみたいですが、やはり『冷え』は体調不良を誘発しやすいという一例ですね」
ほかにも倖田來未や韓流系のアーティストなど、多くのセレブリティのケアを行ってきた成田さん。「骨格矯正をベースとしたソフトな手技により身体のバランスを整える」というポリシーのもと、その確かな技術が人気となり、今夏開業10年を迎えた。

そんな成田さんに寝る前に、自分で簡単にできるツボ押しマッサージを教えてもらった。

夏バテ解消のツボ「湧泉」を刺激して元気を取り戻す

「湧泉」とは?

足の親指と人差し指の間にあるツボ

「湧泉」ツボ押しマッサージ

指もしくは肘でツボを押す。特に回数は決めず、硬い状態(張り、痛み)が無くなり、ほぐれるくらいまでツボ押しを続ける。


左手で右足を抑えながら右肘で湧泉をマッサージする


左手で左足を抑えながら、両手の親指で湧泉をマッサージする

さらに効果を高める「腎経ライン」のマッサージ

腎経ラインのマッサージ

「湧泉」から内くるぶしにある「三陰交」というツボを経由し、ふくらはぎや太ももの内側、腰にかけての「腎経ライン」をマッサージすることで、血行が促進されて冷え解消と同時に「むくみ解消」効果もあり。

1)三陰交を親指もしくは手の腹でゆっくり体重を掛けて内側から外に向けて押す

2)両手でふくらはぎを内側から外に向けて押す

3)最後に太ももの内側を両手で押す

 

「三陰交」とは?

内側のくるぶしの上部付近にあるツボ

 

「三陰交」のマッサージ

三陰交を親指もしくは手の腹でゆっくり体重を掛けて内側から外に向けて押す

 

ふくらはぎのマッサージ

両手でふくらはぎを内側から外に向けて押す

 

太ももの内側のマッサージ

最後に太ももの内側を両手で押す

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