呼吸が浅い悪習慣を改善して「やる気」を蘇らせよう

2019.2.25

livest!編集部

40代は外側の筋肉だけでなく、目に見えない内側の筋肉も弱ってきている

 

40代が健康的な生活を過ごすためのヒント

呼吸が浅い悪習慣を改善して「やる気」を蘇らせよう

 

歳を重ねるにつれ、体のいろんなところにトラブルを感じることが増えます。
腰痛や肩こりは持病のようなものとなり、これ以上悪化しないことを願って恐る恐る付き合う存在となってしまってたり。
階段を段飛ばして駆け上がったり、信号の点滅を見て少しダッシュするだけで息が切れたり。
ふと鏡に映った自分の体を見た時、重力に逆らえず体の至るところが下に下にと落ちていて、思わず目を背けたり。

普段から意識して使わない筋肉はどんどん衰え、質も量も低下します。
その結果、若い頃は何も考えなくても当たり前のようにできていたことが、40代になるとどんどんできなくなってしまいます。

体の外側の筋肉が落ちているのは目に見えてわかります。
しかし、それと同じペースで体の中の見えない筋肉も衰えてしまっている可能性がじつは高いのです。
その中でも、特に呼吸筋の衰えは、呼吸という生命維持に欠かせない行為に多大な悪影響を与えているだけでなく、精神的なトラブルの遠因になっている危険性もあるんです。

あなたは10秒ゆっくりと息を吐き続けられますか?

人が呼吸する際、肺が大きな役割を担っていますが、意外なことに肺には筋肉がありません。
そのため、「横隔膜」や「助間筋」などの「呼吸筋」を伸縮させることで肺を動かし、呼吸を行なっているのです。
しかし、普段から浅い呼吸が当たり前になっていると、この呼吸筋が衰えてしまいます。いざ深い呼吸をしようと思っても、うまく深呼吸できなくない体になっているのです。

日々仕事に追われて心身が常に戦闘状態にある中、さらにパソコンやスマホの長時間使用の姿勢が悪くなっているせいで、ビジネスパーソンの呼吸はどんどん浅くなっています。
浅い呼吸は主に「胸式呼吸」と呼ばれる胸を伸縮させて息を出し入れするやり方で行いがちです。猫背などの悪い姿勢になると、なおさら呼吸筋をあまり使わない胸式呼吸がメインとなり、呼吸筋はみるみる衰えてしまっていくのです。

試しに、深呼吸をしてみましょう。
浅い呼吸が習慣化した人にとって、特に長く吐くことが難しくなっています。10秒以上息を吐き続けられるかどうか試してみた時、すぐに息苦しくなって10秒も吐くことができない人は、呼吸筋がかなり衰えている可能性が高いと言えます。

目に見えない呼吸筋を使うことでやる気を蘇らせる

なぜ呼吸筋の衰えが、精神的なトラブルを引き起こす可能性があるのか?
それは、呼吸筋の代表格である横隔膜の周辺に自律神経が集まっているからです。
呼吸筋を使って呼吸する際に、自律神経は適度に刺激されます。しかし、胸式呼吸の浅い呼吸ばかりでは、自律神経本来の働きを促す刺激が不足してしまうためです。

「若い頃と比べると、なんとなくやる気が出づらくなっている」「すぐにいろんなアイデアが浮かんでいたのに、最近なかなか良い考えが出ない」と思っている40代の人は、まずは正しい呼吸を取り戻すことを始めてみましょう。

腹式呼吸を行い、横隔膜などの呼吸筋を大きく動かして息を長く吸い、長く吐く。
仕事の作業ペースが落ちたり、考えが煮詰まったと感じた時は、いったん作業の手を休め、お腹を意識した深呼吸を行なってみてほしい。
呼吸筋が衰えてしまっていることで、最初は深呼吸すること自体が難しいかもしれない。しかし、お腹を大きく膨らませて目一杯息を吸い、鼻からゆっくりと息を吐く。息を吸った時間の倍ゆっくりした時間をかけて吐く。
数分ゆっくりと深呼吸を続けていると、少し頭がスッキリする気がします。

関連記事