デスクワークの休憩時に簡単にできるセルフヘッドマッサージ

2018.8.23

livest!編集部

人生を楽しむ「キレイを追求する」

デスクワークの合間に簡単にできて効果的なセルフヘッドマッサージ

まだ残暑厳しい時期だが、朝晩は徐々に秋を感じさせる日も増えた。この1ヶ月、外の熱気と冷房の効いた寒暖の差に耐え続けた体が、季節の変化を迎えたこの時期、そろそろ疲れのSOSを感じ始めている人も少なくないだろう。

そんな時、手軽に素早く体調を回復させることができるのが、頭部にあるツボを刺激するセルフマッサージ。

「前頭部や頭頂部が凝っている人は、ストレスや脳の疲労が溜まっている可能性が高い。また、頭頂部のコリは胃腸などの消化器系の疲れが出ていると言えます。さらにこれらの部位は男性ホルモンの影響も出やすいので、コリを放置すると血行不良で毛が細くなったり、薄くなったりする場合もあるので要注意ですね」

そう話すヘッドスパ専門店「ADEA」銀座店の常田香織さんが、頭を触ることで自分の体調を知る方法、そしてその不調を解消してくれる手軽にできるセルフマッサージを教えてくれた。

デスクワークで一息つく際、軽く頭のマッサージをすることで気分がリフレッシュできるだけでなく、頭の血行を促進し、デスクワークの続きも捗る一石二鳥の簡単セルフケア。「ちょっと疲れたな」と感じた時、お風呂に入っている最中や洗髪中に、2つのツボを刺激して、夏の疲れを軽減しよう。

簡単セルフマッサージ「百会」

「ここがこっている人」→精神的なストレスが溜まっている可能性アリ!?

「耳の1番高いところから上に向かって、顔の真ん中のラインと交わる位置、ちょうど頭頂部にあるツボが「百会」です。
このツボは、自律神経を整え、頭皮の血行を促し、頭痛を和らげる効果があります。頭蓋骨に向かって垂直に圧を加えるように、優しく指で押してほぐしてあげてください」(常田さん)
ゆっくり押して、5秒間程止めて。で、ゆっくり指を離す。これを10回ほど続けると、徐々に血行が良くなってコリがほぐれるだけでなく、リラックス効果もあるという。

簡単セルフマッサージ「側頭部」

「ここがこっている人」→眼が疲れている可能性大!!

「側頭部のコリは眼精疲労が原因です。両手のてのひらを円を描くように、頭蓋骨にこすりつけるようにしてほぐしてください」(常田さん)
毎日、長時間のパソコン業務やスマホをダラダラ見ていると、知らず知らずに目に相当の負担をかけていて、結果、側頭部が凝り固まってしまうことにつながってしまうと常田さんは言う。
「頭頂部にしても、側頭部にしても、最初は自分の頭皮のかたさがわからないと思いますが、毎日意識してセルフマッサージをすることで、自分の頭皮のコリがわかるようになります。頭皮のセルフマッサージは血行促進につながるので、白髪の改善、顔のリフトアップにも効果があります。3か月後の自分の顔や体調は、今日のマッサージによって良くも悪くも変化しますので、ぜひ続けてください!」

 

正しい洗髪に加えて、血行促進のツボ押しマッサージ

第7頸椎の「大椎」は血行を促進するツボ

「首の第 7 頸椎にある『大椎』というツボを刺激することで自律神経を整えることができるので、ここをシャワー時に重点的に温めてあげると、血行も良くなり、頭皮にも良い効果があるだけでなく、肩こりを緩和できたりもするので、ぜひオススメです」

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