筋トレの量は成果に直結しない。大切なのは「自分に合っているか」

2018.8.19

livest!編集部

パーソナルトレーナINTERVIEW

仁科智博

Re:0 Body make program

 

何もしなくても体型を維持できた若い時期と違い、30代、40代になると、ちょっとした不摂生がすぐに見た目に表れる。そしてその醜い部位は少しくらいの節制ではなかなか元には戻らない。

そんな時、運動する時間もなかなか取れないアラサー&アラフォー世代が取りがちな行動は、たまに行けるジムの時間で一気に取り戻そうと激しくトレーニングしてしまうこと。

元ボディガードという経歴も納得の筋骨隆々でパワフルな体格の仁科智博さんだが、そんな過剰なトレーニングを全面的に否定する。

パーソナルトレーナーとして人気モデルや著名芸能人、トップアスリートらを数多く指導する仁科さんの指導方針は見た目と違い、無理に筋力アップを推奨しない「その人の体に最適なトレーニング最優先」のスタンス。女性が安心してパーソナルトレーニングできる指導を行っているという。

格闘系のアスリートからモデルの女性まで、どんな体型でも、どんなリクエストでも対応できるのが仁科さんに、パーソナルトレーナーとしての活動の経歴や指導方針を聞いた。

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Q. 店名の意味

店名は造語で、「元に戻す」や「もう一度」という意味の「Re」と0(ゼロ)を合わせて、「身体を鍛えて、新しい自分でゼロからのリスタート」を提供するという意味も込めてつけました。2014年7月7日にオープン。「お客さんはもちろん、支えてくれた人たちの願いもかなうように」という願いを込めて、七夕の日を選びました。

Q. オープンの経緯

ボディガード会社で働いたのち、トレーニング指導をするためライザップに入ってトレーナーの経験を積みました。さまざまなお客さんの要望に応えるためにトレーニングを工夫するなどして成果が出る中で、徐々に「自分が考えるトレーニング指導をしたい」と思うようになり、独立してRe:0(リオ)を始めました。

Q. トレーニングの指導方針

例えば、男性は「腹筋を割りたい」、女性は「脚を綺麗にしたい」というリクエストでいらっしゃるお客さんが多いですが、ただ腹筋を鍛えたり脚を綺麗にするトレーニングを指導するだけでなく、ほかの部分もバランスよく整えるトレーニングを組み込みます。

その人の身体全体のバランスを整えることで、割れた腹筋や綺麗な脚がよりカッコよく見えたり美しく見えるんです。単なるトレーナーやインストラクターではなく、身体のコンサルティングをさせていただいているという意識で指導しています。

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