無から悩みは生まれない。閃いた瞬間から悩みとの戦いが始まる

2018.7.12

livest!編集部

ゼロから悩みは生まれない。悩みは思いつきの次に来る

 

40歳になってから、子どもの頃からの夢だったJリーガーになるという夢をかなえた水戸ホーリーホックの安彦考真選手。

若い頃に大舞台で活躍した経験も、今日来を期待された実績も持たない40歳。
子どもの頃からの夢でありながら、ずっと封印していた、どこかで諦めていた「Jリーガーになる!」という夢を実現するため、クラウドファンディングを活用してパーソナルトレーナーとともに肉体改造を果たし、練習生としてJリーグクラブの練習に参加して3か月。
ついに安彦さんはプロ契約を果たし、背番号41とともに安彦選手という称号を手にした--

子どもの頃からの夢を諦め、忘れ始める日本中の多くのアラサー&アラフォー世代に、安彦選手の夢への挑戦の軌跡をリアルに取り上げることで、もう一度チャレンジする気持ちを持つ勇気を刺激すること。そして、アラサー&アラフォー世代の新しいチャレンジを応援することを「Real Answer」はめざしています。

 

<安彦考真 公演会より>

挑戦する勇気、最初の一歩が出ないアラサー&アラフォー世代に向けてのメッセージ

「ゼロの状態の時には悩みって生まれないんです。悩みっていうのは、何か良いことをを思いついた次に来る」

安彦さん曰く、「悩みは何かを『やってみたい』とか『行ってみたい』と思いついた後に現れるんです。絶対に悩みは思いの先には来ない」と言う。

 

年齢を重ねると、どうしても『これをやってみたい』とか『海外に行ってみたい』と思っても、『でも、仕事休めないから』とか『お金がないから』とか『周囲に迷惑をかける』とか、さまざまな障害(=「悩み」)が次々と頭に浮かんでしまう。そして、結局、決断を先送りして、いつの間にか最初の熱を失ってしまう。

「だから、いろんな悩みが思い浮かぶ前に、ふとやりたいことが頭に浮かんだらすぐに行動する」ことが、アラサー&アラフォー世代は特に大事だと安彦さん。

例えば、海外に行きたいと思えば、渡航スケジュールをじっくり考える前に旅行会社の来店予約を入れてしまう。
悩みという障害が思い浮かぶ前に1つ行動して、できない理由を考える暇を無くしてしまうことが、アラサー&アラフォー世代が新たな挑戦をするための秘訣だと、安彦さんは言う。

 

「僕は、『Jリーガーになる』と思った時、その瞬間携帯電話を手にして、仕事先に『仕事を辞めさせてください』と電話しました。お金のことや今後のことを考え始めたら、絶対に40歳でJリーガーをめざすことなんてできない。だから悩む前に退路を断って、挑戦するしかない状況を自分で作りました。今、振り返ると、この行動が夢を実現するための大きなターニングポイントの1つになったと思います」

夢が頭に浮かんだ瞬間、退職願を出すことはとてもハードルが高い行動だ。しかし、そのくらいの強い決意がなければ、40歳でJリーガーをめざすことに対して賛同者は集まらなかっただろう。

 

安彦選手は夢に挑戦すると決めた瞬間、仕事を辞めた。彼にとってはそれほど夢への挑戦は高いハードルだったということだろう。
アラサー&アラフォー世代にとって、この年齢で新しいチャレンジに挑むことはたくさんの障害が想像できる。けれど、その障害=悩みを熟考する前に思い切って一歩を踏み出すことが、安彦流の夢を実現する秘訣の1つだ。
真似することは簡単ではない。けれど、このエピソードを知ることは、新たな挑戦を思い描くアラサー&アラフォー世代にとって貴重なヒントとなるだろう。

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