リアルアンサー
2018年8月18日の質問
世界的レジェンドたちの来日で高まるJリーガーのモチベーション
アンドレス・イニエスタ選手がヴィッセル神戸に、フェルナンド・トーレス選手がサガン鳥栖にと、スペイン代表として、また世界的名門クラブで大活躍した2人のレジェンドが今シーズン、Jリーグでプレーしています。またジーコも16年ぶりに鹿島アントラーズに復帰しました。
そして先日、ブラジル代表として数々の栄光を手にし、またレアル・マドリードなど世界的名門クラブで長く第一線で活躍したロベルト・カルロス選手が、日本フットサルリーグ「Fリーグ」に1日限りではありますが参戦することが発表されました。
ロベルト・カルロス選手は現在45歳で、無尽蔵のスタミナによるオーバーラップや「悪魔の左足」と呼ばれたフリーキックなど、絶頂期と同じプレーができるか難しいかもしれませんが、そのネームバリューと話題性は、Fリーグにとって三浦知良選手がフットサル日本代表としてプレーして以来の大きな注目を集める出来事でしょう。
テレビ越しに見ていたFIFAワールドカップ やUEFAチャンピオンズリーグで大活躍していた世界的名選手たちと、日本のピッチで実際に対戦できる可能性があることは、現役Jリーガーにとっても高いモチベーションに繋がることだと思います。
水戸ホーリーホックの佐藤祥選手に、フットサルやFリーグというものについて自身の経験や見解をベースに、ロベルト・カルロス選手の参戦についてどのように感じるかをアンサーしてもらいました。
またイニエスタ、トーレスなど世界的名選手が今年日本でプレーする意義について、同じJリーガーとしての立場でアンサーしてもらいました。
世界的レジェンドたちとの対決を目の前にした、現役Jリーガーの本当の気持ちとは?
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水戸ホーリーホック
佐藤祥選手のリアルアンサー
とにかく早く対戦して〝世界レベル〟を体感したい
まずフットサルについてですが、僕自身、遊びで何回かやったことがあるという程度で、正直にいえばフットサルの知識はあまりありません。ただFリーグの試合のハイライトなどを見た印象を話すと、とてもハードでインテンシティの高いスポーツだと感じています。そして、サッカーと比べると、技術など何かに特化したプレーが光るスポーツだと思います。
なので、あくまで私見ですが、45歳となったロベカルがどこまで戦力となるかはわかりませんが、あの技術とあの左足、そしてロベルトカルロスという存在は間違いなくFリーグ全体、Fリーガーの選手たちにも活力を与えてくれると思います。
同様にイニエスタやトーレスなどの世界的名選手がJリーグでプレーするということも、日本サッカー界全体にとって、Jリーグの選手たちにとっても非常にいいことだと思います。
世界のトップレベルの選手のプレーを間近で見ることができるし、私生活の試合前の試合への持っていきかたなど、テレビで見てるだけでは伝わらない細かい部分を彼らの実際の行動を通じて知り、それが共有できるということは選手の立場からすると大きなプラスの経験です。
まだ僕の立場からすると、イニエスタやトーレスは「ずっと好きで見てた海外選手」という憧れのイメージが強いですし、単純にイニエスタのプレーが見たくて、実際に神戸戦は必死に見てます(笑)。
でも一緒にプレーすることになれば、冷静に一選手として対峙するんだろうなという感覚もあります。せっかくのチャンスなので、とにかく早く対戦して、世界レベルを体感したいと思うばかりです!
佐藤祥(さとう・しょう)
愛称 : ショウ ユニフォーム表記 : SHO
生年月日 : 1993.7.22 出身地 :千葉県
経歴 :大森SC→ジェフユナイテッド千葉U-15辰巳台→ジェフユナイテッド千葉U-18→ジェフユナイテッド千葉→ブラウブリッツ秋田→ジェフユナイテッド千葉→水戸ホーリーホック
サイズ・血液型・利き手・足 : 174cm/71kg/27.5cm/O/右
佐藤祥選手のリアルアンサー
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